2013年6月14日金曜日

Windows Server 2012 データ重複除去

[環境]
Windows7 + VMware Player + Windows Server 2012

VMplayerの仮想DISKを割り当て、Win2012側で記憶域プールを作成し、重複除去の検証をする。

1. VMplayer環境の整備

1.1 仮想DISKの作成

1.1.1 仮想DISK(SCSI)の作成


VMplayerを起動し、仮想マシン設定の編集を開く


















仮想マシン設定画面から、追加をクリック

















ハードディスクを選択し、次へ
















仮想ディスクの新規作成に、チェックをつけ次へ
















仮想ディスクタイプで、SCSIを選択し、次へ
















ディスクサイズを決める。今回は単一ファイルにして、次へ
















完了
















1.1.2 仮想DISK(IDE)の作成

手順は同じで、仮想ディスクタイプで、IDEを選択する
















SCSIとIDEの仮想DISKが作成されていることを確認し、OK

















2. データ重複除去の役割インストール

サーバーマネージャーから、役割と機能追加をクリック














次へ















次へ















次へ















役割から「ファイルサービス及び記憶域サービス」-「ファイルサービスおよびiSCSIサービス」-「データ重複除去」に、チェックをつけ次へ















次へ















インストール→開始















完了(閉じる)















インストールの確認。Powershellを起動し「Get-WindowsFeature」を入力し、Enter














インストールされていることを確認する














3. 論理ボリュームの作成

3.1 仮想DISKの確認

サーバーマネージャーから「ファイルサービスと記憶域」を選択














「ディスク」タブを選択し、IDEと、SCSIの仮想DISKがあることを確認












3.2 論理ボリュームの作成(仮想DISK(IDE))

タスクを選択し、ボリュームの新規作成を選択












次へ















次へ















OK









次へ















次へ















次へ(ボリュームラベルはわかりやすいように、TEST1に変更)















データ重複除去を有効にするに、チェックを付け、対象日数を、0日に変更し、スケジュールを全て有効にチェックを付け、次へ
(デフォルトは、5日)

































作成















作成完了。閉じる















ボリュームタブを選択し、Eドライブが作成されていることを確認












Eドラブを右クリックプロパティを開く












重複除去が有効になっていることを確認




















3.3 論理ボリュームの作成(仮想DISK(SCSI))

SCSI接続の場合、新規ボリューム作成が出来ない為、記憶域プールから作成する

サーバーマネージャーから記憶域プールを選択












タスクから、記憶域プールの新規作成を選択











次へ














名前に任意の文字を入力し、次へ














割り当てるDISKにチェックを付け、次へ














作成














完成。閉じる














記憶域プールが出来たことを確認












仮想ディスクの、タスクから、仮想ディスクの新規作成を選択












次へ















次へ















名前に任意の文字を入力し、次へ















Simpleを選択し、次へ















固定を選択して、次へ















最大サイズを選択し、次へ















作成















完了すると、新しいボリュームウィザードが自動的に起動される。
次へ















次へ















次へ















次へ















次へ(ボリュームラベルはわかりやすいように変更)















重複除去を有効にし、次へ















作成















完成。閉じる















ボリュームタブから、Fドライブが作成されていることを確認












プロパティから重複除去が有効になっていることを確認




















コンピューターから、E/Fドライブが接続されていることを確認















4. データ重複除去の検証

今回検証するファイルは、WMVファイルを5つ用意し、同ファイルを10回コピーさせる。

対象ファイル











総ファイルサイズ数




















4.1 Eドライブ(仮想DISK(IDE))の検証

ファイルの配置













総ファイルサイズ数:1.13GB




















Eドライブのプロパティ




















まずはどのくらいサイズが減るのかコマンドで検証する。
MSのサイトによれば、重複除去の役割をインストールすると「DDPEVAL.EXE」が導入され、事前評価できるとある。

Powershellを起動し、「DDPEVAL.EXE E:」を入力し、Enter














みごとに実行されない。














色々と試してみるもわからないので、評価はせずに重複除去を実行させることとする
今回はMSのナレッジ通り、PowerShelで手動実行させることとする

Enable-DedupVolume E:



























Set-Dedupvolume E: -MinimumFileAgeDays 0



























Start-DedupJob –Volume E: –Type Optimization



























Get-DedupJob














ジョブ実行が終了していることを確認
サーバーマネージャーから、ボリュームを選択し、重複除去率を確認












Eドライブのプロパティから、総ファイルサイズを確認




















コンピューターからの確認




















約700MBサイズが小さくなったことが分かる


4.2 Fドライブ(仮想DISK(SCSI))の検証

同様の事を実施した結果

実行前




















重複除去実行後




















今回、IDEとSCSIの検証をしたかは、SCSIの仮想DISKを複数使って、記憶域プールを作った場合、データの重複除去が出来なかった為、単独での検証を実施した。
結果的に、出来ることはわかったが、複数の仮想DISKを使って、記憶域プールからボリュームを作った場合は、未だに出来ない状態である。

参考サイト

データ重複除去の概要
http://technet.microsoft.com/ja-jp/library/hh831602.aspx

データ重複除去の展開計画
http://technet.microsoft.com/ja-jp/library/hh831700.aspx

データ重複除去のインストールおよび構成
http://technet.microsoft.com/ja-jp/library/hh831434.aspx

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